KLOS コイズミ照明オペレーションスタジオ
コイズミ照明のLED照明提案型のショールームを計画。⾼層ビルの12 階で3 ⽅が窓に囲まれて⾃然光に恵まれた区画であり、この特性を⽣かしたいと考えた。
照明のショールームでは⾃然光をシャットアウトし、器具の明かりを強調するのが⼀般的である。しかしながら、⾃然光は⼈間にとって必要不可⽋なもので、⽣活する上での明かりの確保はもちろん、⽣態リズムなど健康⾯でも⼤きな役割を果たし、上⼿く利⽤することでエネルギー消費の節減にもつながる。この、“⼈の暮らしにとって当たり前のような⾃然光との関わり” を、ショールーム全体で体感できる空間をつくりたいと考えた。
まず、⾃然光の存在を視覚的にやわらかく伝える素材として、透過率の⾼い特注ファブリックを採⽤。テキスタイルデザイナーの安東陽⼦さんに制作してもらった。これで段階的に⾃然光をコントロールして、空間全体を四つの層にゆるやかに分割。窓側は⾃然光が最も強く、内側にいくにつれて⾃然光が届きにくくなり、照明器具 による明かりが強くなる。こうすることで、光の質の違いが段階的に⽣じ “明かりの層” ができた。
明かりの本質から⾒つめ直したことで、コイズミ照明のこだわりや想いをショールーム全体で伝えるメッセージ性の⾼い空間に仕上がると同時に、独⾃性を⽰す新しいかたちのショールームが誕⽣した。
| 竣工 | 2013.10 |
| 所在地 | 大阪府大阪市 |
| 用途 | ショールーム |
| 面積 | 1279㎡ |
| 施主 | コイズミ照明株式会社 |
| 設計 | 乃村工藝社 松浦竜太郎/日野寿一/菟原亜矢子 |
| 協力 | 照明計画:コイズミ照明株式会社 猪股寛 テキスタイル:安東陽子 建築法規ディレクション:乃村工藝社 高畑庄蔵 |
| 施工 | 乃村工藝社 |
| 撮影 | ナカサ&パートナーズ |
| 竣工 |
| 2013.10 |
| 所在地 |
| 大阪府大阪市 |
| 用途 |
| ショールーム |
| 面積 |
| 1279㎡ |
| 施主 |
| コイズミ照明株式会社 |
| 設計 |
| 乃村工藝社 松浦竜太郎/日野寿一/菟原亜矢子 |
| 協力 |
| 照明計画:コイズミ照明株式会社 猪股寛 テキスタイル:安東陽子 建築法規ディレクション:乃村工藝社 高畑庄蔵 |
| 施工 |
| 乃村工藝社 |
| 撮影 |
| ナカサ&パートナーズ |
